CPUのTDPとは…
最近、パソコン関係の事を書いていないので、今回はTDPについて少し書きたいと思います。
CPUの性能を表す指標の一つにTDPと言うのがあります。「Thermal Design Power」の略で、訳すと「熱設計電力」と言うことになります。何を表すかと言うと、プロセッサの設計上想定される最大放熱量と言うことです。簡単に言うと、どれだけ発熱するのかと言うことです。
この指標によりCPUクーラーの必要な性能が変わります。また、ノートPCなどの放熱が、しにくいシステムでは重要な指標になります。また、この指標は、CPUの消費電力とは別のものです。
最近のIntelのCPU、特にPentiumD等はTDP130Wです。正直、普通のクーラーでは冷やせないのではないかと思います。ケースの廃熱も絡んできます。いちばん発熱しない、Pentium4でもTDP84Wです。これは、昔のPentiumIII 1BGHzの27Wを大きく上回ります。そこで、Intelは来年、省電力化したCPUを出すらしいです。ハイエンドタイプでも85W程度に抑えるとの事、バリュータイプで65W程度です。この値はPentium4のNorthWoodコアの2.6GHz程度の発熱です。この程度であれば、使えそうです…(^^ゞ
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