原因はあなただったのね?ウイルスバスター2007導入記 Part 6
先日から、WindowsXPを起動時、勝手にインターネットに接続する現象を見つけました。私の環境はルーター経由でネットにつなげてます。そして、一定時間データの送受信がないと切断するようにしております。起動時に、環境により接続することもあるとは思いますが、私の環境ではありませんでした。
何故、気になったかというと、ウイルスやスパイウエアなどがWindowsXP起動時に外部へ繋ごうということも考えられたからです。
いろいろ原因を探しました。ネットワークドライバの再インスト、ネットワークの設定の見直し等、ウイルスやスパイウエアの検索...しかし、原因は見つからず、仕方ないのでシステムの復元をしたら直りました。何だったんだろうと思って、復元ポイント以降に設定したものを再設定…そしたら、また現象が出ました。
調べていくうちに、原因が分かりました。そうです、ウイルスバスター2007の迷惑/詐欺メール対策を有効にすると現象が出ました。どうもこれを有効にするとWindows起動時に外部へ向けて何かパケットを送るのかもしれません。結局、迷惑/詐欺メール対策はを無効にしました。普通のメールまで迷惑メールとか判定し、かえって混乱したからです。無効にしてからは、WindowsXPを起動時、勝手にインターネットに接続する現象は発生しておりません。
ただ、これを調べるのに弊害が…システムの復元を行ったら、復元ポイント以降の設定はもちろん、ダウンロードしたファイルなど幾つかファイルが無くなってしまいました。むやみにシステムの復元を行うと大事なファイルが無くなったり、設定が変わったり、Windowsの挙動がおかしくなるかもしれません。
システムの復元で監視されるフォルダやファイルの拡張子のリストは、
「%SystemRoot%\system32\Restore\Filelist.xml」
にあります。これに該当するファイルは、削除されたり、以前の状態に戻ったりするようです。もちろん、ウイルスやスパイウエアが復活なんてこともありえます。
システムの復元をするとき、大事なファイルはバックアップしておく必要ありそうですね。