Justsystemは「Kaspersky 7.0(カスペルスキー)」のメンテナンスパック1(MP1)を公開しました。
ビルドナンバーは7.0.1.321です。
主な改良点は
- アンチスパム。
- ファイアウォール(IPv6に対応)。
- プロアクティブ・ディフェンス。
- ペアレンタルコントロール。
- セルフディフェンス。
- KIS7.0に存在する脆弱性の修正。
等です。
当方で、テストマシンにインストールしましたが問題は出ておりません。
しかしながら、いくつかの不具合らしきものが報告されてます。
- Windows Internet Explorerで表示が重くなる。
- Explorerでフォルダ操作が重くなる。特に、ファイルのコピーや移動、削除、フォルダ更新等)
- Office2007で動作が重くなる。
- MP1をインストールするとWindowsが起動しなくなる。
等です。
1番~3番に関しては、本家Kaspersky Labにて報告されております。対処として、前バージョンを使用して欲しいとあります。それは、MP1を入れないでと言う対処法です。
そして、現在改良版を準備中との事ですが、現時点にてMP1をインストした後、更新処理を行うと改良ドライバがインストールされます。
インストールされる改良ドライバ
- dnsq.dll 7.0.1.321 -> 7.0.1.323
- klif.sys 6.12.10.375 -> 6.12.10.377
MP1のインスト中に更新するか聞かれるので、その時更新したほうが良いのかもしれません。
JustSystem Kaspersky MP1のご案内
Kaspersky 7.0 MP1をインストしたときの問題についての見解(本家、英語)