ネットーワークと無縁社会
先日、無縁社会に関する番組を見ていた。ネットワークを利用した「人や社会との繋がり」に関する番組である。私もTwitterにて、いくつか私見をTweetしながら見ていた。
「ネットーワークの繋がり」って言うのは、人と繋がる手段として「ネットワーク」を利用しているのであって、既存の手段、例えば手紙、電話、現実に会うなど、そういうのと変わらない。
以前から、現実の繋がりをリアル、ネットワークの繋がりをバーチャルと分ける考えがあるけれども、ネットワークを介して繋がっているのは「人」である。
ネットワークの繋がりって言うのは匿名性があるから、現実ではない自分を演じる事は出来る。それが、ネットーワークはバーチャルと言う考えに、すり替わっているのかもしれない。
- ネットワークの先には「人」がいるという事を忘れてはならない。
- ネットワークにいる方々は、現実逃避をしているわけでなく、社会から孤立しているわけではない。
- 「無縁」の本質は、いまの現実社会にある。
と、私は考えているし、無縁社会や希薄な人間関係を深める手段として「ネットワーク」による繋がりは有効なのではないだろうか。
ネットワークの繋がりに対し賛否両論があるけれども、私自身、ネットワークでの繋がりで多くの事を学んだ。それは現実では学べない事も多くあった。
いまの世界情勢を見て頂ければ、世界を大きく動かしているのは、そのネットワークの繋がりであることは明らかである。
ネットワークの世界は、悲壮感漂う暗い世界ではなく、現実社会では不可能な繋がりや考えが学べる明るい世界であることを、私は伝えたい。